2021/06/1
プロファイロとは?例えばスネコス等との違いについて ① 追記あり
こんにちわ❣️
あおいクリニック銀座 院長の中野あおいです❣️
♡\(^o^)/♡
当院で大人気❣️
世界中でもブレイク中の
次世代型再生医療&バイオリモデリング治療のハイブリッドヒアルロン酸製剤「プロファイロ」
このハイブリッドヒアルロン酸と他のヒアルロン酸との違いがわかりにくいかと思いますので
少し整理して説明しますね
まず
美容医療に用いられるヒアルロン酸には大きく分けて3種類あります
①非架橋型ヒアルロン酸
②架橋型ヒアルロン酸
③ハイブリッドヒアルロン酸
この3種類です
それぞれについて説明します
①非架橋型ヒアルロン酸
これは元祖ヒアルロン酸で、メソセラピー用や皮膚の薄い部分や小ジワを改善するために用いるフィラーとしてのヒアルロン酸製剤です
20年以上前からあるものです
非架橋型ヒアルロン酸製剤は元々はヒアルロン酸のみでしたが
アミノ酸、抗酸化成分、ビタミンとヒアルロン酸の粒子をコンプレックス配合したメソセラピー用の非架橋型ヒアルロン酸製剤(リデンシティーⅠ)や目元用のヒアルロン酸製剤(リデンシティーⅡ)が開発されて発売されました
これはスイスのテオキサンというヒアルロン酸メーカーのもので、7〜8年前だったかと思います
それ以前からも、アミノ酸、ビタミン、抗酸化成分、ミネラル等と、非架橋型ヒアルロン酸製剤が配合されているメソセラピー用の製剤もたくさん市場に出ています(フィロルガなど)
ヒアルロン酸の粒子とアンチエイジング成分をコンプレックスした製剤はリデンシティⅠとⅡです
また
2005年より
コラーゲンを増やす作用のあるアミノ酸数種類を特許取得の配合割合で作られた非架橋型ヒアルロン酸製剤がイタリアのメーカーが開発し発売されました
これが「ジャルプロ」であり
そしてさらにエラスチンが増える作用のあるアミノ酸を更に加えた配合にした製剤が「スネコス」です
ほとんど同じ形状の製剤ですが
「ジャルプロ」は4種類のアミノ酸
「スネコス」は6種類のアミノ酸
それぞれ独自の配合割合で世界特許を取得しています
両製剤とも、アミノ酸の濃度とヒアルロン酸の粒子の違いにより、2種類の製剤があります
ジャルプロもスネコスもコラーゲンブースターの作用があり、また細胞外マトリックスのリモデリング効果もあるとされてます
スネコスは日本では2019年に発売され、とても人気です
ジャルプロはつい最近、日本で発売となりました
韓国ではミラノ注射と言われて人気だそうです
同じような作用を持つ非架橋型ヒアルロン酸製剤には
プロモイタリアから発売されている「ヌクレオフィル」という非架橋型ヒアルロン酸製剤があります
こちらは、アミノ酸でなく、ポリヌクレオチドという成分が配合されてます
こちらはポリヌクレオチドの濃度の違いで4種類ありますが
日本で発売されているものは1番濃度の高いポリヌクレオチド2.5%配合の「ヌクレオフィル ストロング」というものです
こちらも最近、日本で発売となりました
[追記]
*ボトックス様効果のあるペプチド配合の非架橋ヒアルロン酸製剤もつい最近、EUのCEマークを取得しました
「Styler」という名前の製剤ですが、たぶん、日本でも発売されると思います
*アミノ酸などのアンチエイジング成分配合のSkinkoという非架橋ヒアルロン酸製剤もあります
これは日本では発売未定です
まとめとしてお話しすると
この非架橋型ヒアルロン酸製剤には
(1)メソセラピー用のもの
a)ヒアルロン酸のみの製剤
世界の多くのメーカーから発売されてます
b)アンチエイジング成分がコンプレックス配合されている
・リデンシティーⅠ
c)アンチエイジング成分と架橋型ヒアルロン酸がミックスされている
世界中の多くのメーカーからたくさん発売されてます
d)コラーゲンブースター作用、ボトックス様効果のある成分が配合されているもの
・ジャルプロ(4種類のアミノ酸配合)
・スネコス(6種類のアミノ酸配合)
・ヌクレオフィル(ポリヌクレオチド配合)
・Styler(ペプチド配合、日本国内未発売)
・Skinko(アミノ酸配合、日本国内未発売)
(2)フィラー(充填剤)としてのもの
(目周りなど皮膚の薄い部分に使用したり、小ジワや首の横ジワなどに用いるもの)
a)ヒアルロン酸のみのもの
世界の多くのメーカーからたくさん発売されてます
b)アンチエイジング成分が配合されているもの
・リデンシティーⅡ
このようにカテゴライズされます
次に②の架橋型ヒアルロン酸について説明しますね
②架橋型ヒアルロン酸製剤
主にフィラー(充填剤)として用いられるヒアルロン酸製剤です
まず、
非架橋型と架橋型というのはどういう意味かお話ししますね
元々は非架橋型ヒアルロン酸しかなく、それをヒアルロン酸製剤と言っていました
ヒアルロン酸注入を実際にしてみると、皮膚内での吸収が早く、つまり、もちが悪い(半年ほどしか持たない)という欠点があり
もっともちをよくするために開発されたのが架橋型ヒアルロン酸製剤です
ヒアルロン酸の粒子と粒子を線状のヒアルロン酸で結びつけたヒアルロン酸製剤で
この発明によりヒアルロン酸製剤の持ちが飛躍的によくなりました
半年しか持たなかったヒアルロン酸が一年も一年半も持つようになっ
この架橋型ヒアルロン酸製剤が発明されて
従来のヒアルロン酸製剤をわかりやすく区別するために‘非架橋型‘という言葉が付けられるようになりました
皆様が一般的に思う、美容医療のヒアルロン酸注入の施術で使用するヒアルロン酸製剤は
主にこの架橋型ヒアルロン酸です
これも世界中の多くのメーカーからたくさんの種類のヒアルロン酸製剤が発売されてます
世界シェアのほとんどは以下の4社のヒアルロン酸です
①アラガン
ボリューマ、ボリフト、ボルベラ、ボラックス
ジュビダームビスタ
等々
②ガルデルマ社
レスチレン、パーレン
等々
③テオキサン社
RHA1〜4
テオシアルシリーズ
等々
④メルツ社
ベロテロシリーズ
①②は厚労省認可
③は厚労省認可予定
続きます
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