ヒアルロン酸注入の理論やテクニック、デザインは
私、2004年からずっと
ナチュラルルッキングなフレンチスタイルを勉強していて
それを実践しています♡
その理由は
2003年に開業する前に勤務していた表参道のクリニックで
フランス人マダム達を担当していて
ヒアルロン酸注入をさせていただいた時に
何回も何回も繰り返しリクエストされたのが
「ナチュラルにして！」
という事だったんですね
それで
少しずつ、少しずつ注入していって
マダムが満足したナチュラルな仕上がり
とは
ただ自然、というだけでなく、確実に美しい仕上がりでした☆
この経験で私、「ナチュラル」という事の意味が良くわかったんです！
「ナチュラル」というのは、その人の美しさを最大限に引き出しつつも、不自然ではない
という事なんですよね
大切なのは「より美しくする」という事なんです！
「自然」というのは「不自然ではない」という事なんです！
この感覚がわからなければ
ナチュラルルッキング　な仕上がりを作る事はできません！
これはほんとに「センス」なので
センスを磨かないとだめなんですよね
ファッションセンスがいいとか、の問題ではないんです
その人の美しさを見極めるセンス、引き出せるセンス☆
なんですよね
そしてその具現化には理論と解剖の知識と、卓越したテクニックが必要です！
それらがすべて合わさって
患者様がとっても満足する、患者様が想像する以上のナチュラルルッキングな美しさを提供できるのです♡
私
2004年のモナコでの国際アンチエイジング学会に初めて出席した時は
ほんとにびっくりしました！
いろんな意味で！
ていうか
全てにおいて！
日本は10年以上遅れてる
って思いました！
例えば
ボトックスを自然に美しくやるには、一度に改善しようとはせずにタッチアップする事が必要
これは日本ではまだ当院だけしかやってなかった事でしたが
ヨーロッパでは当然の当たり前の事でした
（私は、2002年に
米国のボトックス研究会の立ち上げメンバー８名の中の２名の先生が来日されてセミナーがあったのですが
その時に教えてもらって
以来、タッチアップしながらのボトックス注入をしていました）
日本ではヒアルロン酸注入はただ、凹みを膨らませる、というだけでしたが
ヨーロッパでは、いかに美しくヒアルロン酸注入をするか、がメインテーマでした
そして顔面解剖学がとても大切だという事も。
解剖学のセミナーもたくさんありました
日本にいては学べない事をたくさん学べるので
ずっとヨーロッパの学会やワークショップに参加して勉強し続けています☆
今年は3月のモナコの学会が延期になって
しばらくはヨーロッパで勉強できなんだなー、、
と思っていたら
Webinarの案内がたくさん届いて
自粛期間中、webinar に参加してたくさん勉強しました♪
今でも、webinar があるので
時間が合えば参加して勉強しています！
でも、ヨーロッパで勉強しても
白人と日本人では違うのでは？
と思われるかもしれませんが
欧米では様々な人種がいるので
人種ごとの違いを知らないとだめなんです
白人、黒人、アジア人、すべての人種の勉強は当たり前なんです
日本で診療していても、いろんな国の方がいらっしゃいますから
やっぱり、日本人やアジア人以外の人種の方の勉強も必要です
そして美意識とセンスの良さは
フランス人とイタリア人のドクターにはかなわないなー
っていつも思います
どうしてなんだろう？
私の倍以上、海外に勉強に出かけている口腔外科の先生がいて
その先生も私と同じ事を思っていたんですよね
フランスやイタリアって、ヨーロッパの中でも文化度が高いし
美しいものが街中にあるからなのでは？
それを小さい頃から当たり前の様に見ているからでは？
というのがその先生の考察
もちろん、全員ではないですが
私が尊敬するドクターは
フランス人やイタリア人の先生が多いです
あるいは、そちらの流れを汲んでいる先生ですね
でね
最近、自分でもびっくりの驚きなんですが
こうして勉強してきた努力の結果なのか
ヒアルロン酸注入がめちゃくちゃ上手くなったんです♡